マーケティングオートメーション(MAツール)って何?
どうしてMAツールが必要と言われているの?
MAツールって何ができるの?
最近CMとかでもマーケティングオートメーションとか、MAツールって言葉を聞くけど、うちのビジネスに関係があるんだろうか。
大いに関係するぞ!どんなビジネスでもMAツールは関係するようになってきたんじゃ!
MAツールが「メール配信するツール」ってのはわかるんだけど、お金を払ってまでやる意味があるのか?
確かにメール配信をするが、重要なのはそこではないのじゃ!ポイントは見込み客を逃さない仕組みを実現できるという点なのじゃ!
マーケティングオートメーション(MAツール)の市場規模は年々増加しており、2020年時点での国内市場規模は447億円と言われています。そして今後も市場規模は増加していく見込みです。
これだけ多くの企業がMAを導入する一方で
という声もよく耳にします。
そこで、今回はどうしてマーケティングオートメーション(MAツール)が必要と言われているのか、を記事にしました。
マーケティングオートメーション(MA)役割は”営業マン”
マーケティングオートメーションの1番の役割は
です。
「オートメーション」とありますが、残念ながら全自動で顧客が増えるというわけではありません。ですが、一部自動化できる部分もあります。
例えばメールマガジンを配信する場合、
という作業が必要です。
これをMAツールを使うと、
という作業を自動でやってくれます。
他にも顧客を引き付けるためのキャンペーンを行う機能や、顧客の行動を把握する機能などを備えています。言わば、営業活動を便利に行うツールです。
なのでイメージとしては、従来の営業マンがやっていることをシステムで一部自動化するようなイメージです。
便利なのはわかったけど、それなら営業担当に任せればいいんじゃないか?システムを入れるとお金もかかるし、覚えるのも大変だし、、、
それが、そうでもないんじゃ!今は営業の努力だけでは上手くいかない時代に突入しているのじゃ!
どうしてマーケティングオートメーション(MA)が必要になったのか
企業は営業マンに相談する前に、インターネットで情報を収集するようになりました。
そのため、営業活動の最初のステップである「見込み客との接点を作る」作業は、営業マンがやるには無理がある時代になりました。
・・・詳しくはこちら「売上が上がらない本当の理由は「営業の努力が足りない」から?」
人々がインターネットで情報を集めるようになると、似たような商品の情報をたくさん集めることができるようになります。
これを商品を扱う企業目線で考えると「インターネット上に情報を出しておけば、見込み客がどんどん増えていく時代になった」ということになります。
しかし、この見込み客はすぐに商談化しない確立が高く、問い合わせが入っても約85%は即商談化しないというデータもあります。
インターネットで簡単に情報が手に入る分、まだ具体的にやるとは決まってない人も問い合わせてくるから、すぐ商談化しないということじゃな
もちろん見込み客の中から本当の顧客が生まれるので、見込み客をないがしろにすることはできません。
一方で、ほとんどが商談化しない大量の見込み客に対して営業マンが1人1人声をかけていては、時間がいくつあっても足りません。
この事態を解決するために、
という発想で使われているのがマーケティングオートメーション(MAツール)なのです。
なるほど!MAツールを使った方が、営業マンが1社1社電話するよりも効率がよさそうだな。そうすると、営業マンは要らないってことか?
MAツールを使っても営業マンは必要じゃ。なぜなら、商談をまとめる(クロージング)作業が必要じゃからな。あくまでもMAツールは、見込み客を商談まで持っていくためのツールと考えた方がいいぞ!
MAツールにできること
本記事では今までMAツールは、新規の見込み客を商談化するまでに使うツールとして紹介してきましたが、実はリピート顧客(リピーター)を増やすツールとしても使うことができます。
MAツールができる機能をざっくりまとめたものが以下になります。
リピーターを増やす目的で使われる主な機能は「メール配信」や「キャンペーンの管理」になります。
当然のことながら、新規顧客から売り上げを獲得することよりも、リピーターから売上を獲得することの方が簡単です。そのため、リピーター獲得に重点を置いてMAツールを使う企業もあります。
まとめ
マーケティングオートメーション(MAツール)が重要と言われる理由は
という背景があったからです。
また、MAには新規顧客/既存顧客にかかわらず、見込み客を商談化するための作業を効率よく行うための機能を備えています。
MAツールは、見込み客を取りこぼさないための営業ツールということか!じゃあ早速うちにもMAツールを入れよう!
その意気込みは大事じゃが、MAを入れるかどうかは少し慎重になった方がいいかもしれんぞ?というのも、MAツールは運用設計をしっかりしないといけない上に、運用にも労力がかかるのじゃ!
運用設計?MAツールは入れるだけじゃ使えないのか!?
顧客の状況に応じて、送信するメールの内容を細かく分けて用意する必要があるのじゃ。どのタイミングで、どんな内容のメールを送るか、よく検討しないとじゃな!